flag 春の人気コースベスト5

2019.03.14

アルパインツアーの長い歴史の中で最も多くの人にご参加いただいた冬の期間(3月〜5月出発)の人気コースベスト5です。過去20年のデータより集計しています。



1位 エベレスト・ゴーキョピーク登頂とゴジュンバ氷河展望トレッキング 20日間


エベレスト街道から離れ、神秘に満ちた美しい谷をトレッキングし、絶景が眼前に広がるゴーキョピーク(5,360m)へ。ここはエベレスト、ローツェ、マカルー、チョー・オユーと4つの8,000m峰を望む大パノラマ展望台です。ほかにも、ギャチュンカン、ゴジュンバカン、アマダブラム、タウツェ、チョラツェ、カンテガ、タムセルクなど数多くの名峰と、ドゥードゥ・ポカリ(氷河湖)や全長約16kmのゴジュンバ氷河の絶景が広がります。ゴーキョ谷を奥へと進めば訪れるトレッカーの数は少なくなり、より静かな山旅を楽しめます。ゴーキョからゴジュンバ氷河上流へとつめていくトレッキングでは、眼下に大きく横たわる迫力ある氷河の展望が広がります。

写真1 ゴーキョ・ピークからエベレスト(中央)とヌプツェ(中央右)、ローツェ(右)

ゴーキョ・ピークからエベレスト(中央)とヌプツェ(中央右)、ローツェ(右)



2位 アンナプルナ・ダウラギリ パノラマ・トレッキング 8日間


毎日展望の優れた場所に宿泊し、2つの8,000m峰アンナプルナとダウラギリの巨峰群をのぞむネパール・トレッキングの秀逸コースです。コンパクトな日程ながら、充実したアンナプルナ山群のトレッキングコースを歩き、トレッキングの前に湖畔の街ポカラに宿泊する充実の内容です。アルパインツアーが長年にわたり実施してきた、内院コースのガンドルンとジョムソン街道のゴラパ二とを結ぶ周遊コースは、今ではネパール・トレッキングの人気コースになっています。近年の道路の延伸を反映し新たに改良したこのコースでは、トレッキング1日目のガンドルンからハイライトのゴラパニまで、毎日ヒマラヤの好展望が続きます。高山病の心配も少なく、初めてネパールを訪れる方にもおすすめです。アンナプルナとダウラギリ、8,000m峰を擁する2つの山群を同時に見渡すことができる大展望の丘プーン・ヒルは、ネパールで一、二を争う人気のトレッキングコースのひとつです。ゴラパニ峠のロッジより日の出前にヘッドランプをつけてプーン・ヒルへ上がり、ご来光を待ちます。日の出とともに刻々と変わるダウラギリⅠ峰やアンナプルナ山群の大パノラマはヒマラヤに憧れる人すべてにとって必見です。

写真2 ガンドルンの村より望むアンナプルナ・サウス(7,219m)

ガンドルンの村より望むアンナプルナ・サウス(7,219m)



3位 エベレスト・カラパタール登頂トレッキング 20日間


エベレスト街道を歩きカラパタールへ。ここは、トレッキングで訪れる場所の中でもっとも間近に世界最高峰エベレストをのぞむ展望ピークで、周囲に展開する巨峰群のパノラマはまさに圧巻です。街道沿いに住むシェルパの生活に触れながら、ゆっくりと時間をかけて高度に順応しながらのトレッキングです。世界中のトレッカーが集まるエベレスト街道。その中で、エベレストを間近に仰ぎ見る絶景の展望台がカラパタール(5,545m)です。ネパール語で「黒い岩」を意味する名の通り、氷河に囲まれた黒い岩の丘です。至近距離のエベレスト展望に加えてローツェ、ヌプツェ、プモリ、チャンツェ、リントレン、アマダブラム、カンテガなどの名峰、そして眼下にはクーンブ氷河と、360度の大展望を堪能できます。

写真3 カラパタール山頂からエベレスト(左)とヌプツェ(右)とアイスフォールを望む

カラパタール山頂からエベレスト(左)とヌプツェ(右)とアイスフォールを望む



4位 エベレスト街道ゆったりトレッキングと絶景の展望ロッジ滞在 12日間


ゆったりとした日程でエベレスト街道を楽しむトレッキングへご案内します。いながらにして世界最高峰エベレストやローツェ、さらにはアマダブラム、タムセルクなどの名峰のパノラマを楽しむことができる展望ロッジに滞在し、復路はシャンボチェからルクラまで2日かけてゆっくりと下ります。エベレスト街道のハイライト、シャンボチェの丘。ここは絶景が広がるビューポイントで、エベレストなどほぼ360度の展望が広がります。すりばち状の斜面にある村ナムチェ(3,440m)に宿泊した後、このシャンボチェのロッジに2連泊しますので、朝晩の光線を浴びる世界最高峰の姿をこころゆくまでお楽しみください。シャンボチェ滞在中は標高4,000mあまりの展望台にも登ります。タウツェ、エベレスト、ローツェ、アマダブラムなどのクーンブ山群の山々を一望にするシャンボチェの丘、標高3,841mに建つロッジで、数年前に旧名「シャンボチェ・パノラマ・ホテル」より名前が変わりました。シェルパ族の典型的な家の雰囲気を大切に作られたロッジは、いながらにして、世界最高峰のエベレストとそれを取り囲むクーンブの名峰群の眺望をお楽しみいただけます。

写真4 迫力のエベレストの展望

迫力のエベレストの展望



5位 インカ・トレイル・トレッキングとマチュピチュ、クスコ、ナスカの地上絵 12日間


3泊4日のトレッキングのゴールともなっているマチュピチュ遺跡。一度は行ってみたい場所として多くの人がその名を挙げるこの遺跡は、ペルーの山奥に鎮座し、インカ帝国崩壊後約400年間密林に埋もれていましたが、今から約100年前の1911年7月24日に探検家のハイラム・ビンガムによって“発見”されました。インカ時代の首都、クスコとともにペルーでは最初の世界遺産になっています。標高約2400mに位置し、アマゾンから湿った空気が流れ込むため周囲は深い密林に覆われ、背後に聳えるワイナピチュ峰とともに神秘的な景観を作り出し、多くの人々を魅了してやみません。当時は文字を持たない文化であったこともあり遺跡建造の目的は今も謎に包まれていますが、15世紀中ごろから16世前半にかけて作られ、要塞や神殿、また離宮としての役割があったのではないかといわれています。

写真5 マチュピチュ遺跡が感動のゴール!

マチュピチュ遺跡が感動のゴール!

小川 由樹 小川 由樹

東京本社
出身地:島根県