flag 創業50周年記念特別企画
ニュージーランド

2019.12.09

 創業50周年記念特別企画の第14弾では、11月下旬に初夏のシーズンとなるニュージーランドの山旅をA、B、C3コースを企画して実施いたしました。
 ニュージーランドの山旅は1979年に最初に手がけてから今年で40年目となります。今回は3コースで総勢40名の皆さまからご参加いただきました。


Aコース ミルフォード・トラック完全踏破とマウントクック10間
Bコース ルートバーン・トラック完全踏破とマウントクック8日間
Cコース ニュージーランド絶景ハイキング8日間


 11月25日にはA~Cの3コースがアオラキ/マウントクックのハーミテージ・ホテルに宿泊。幸いにも晴天となり、ニュージーランドの最高峰マウントクック(3,724m)の雄姿を望むことができるお部屋からの展望もお楽しみいただきました。
 また、当日の夕方からは3コースのご参加者、ツアーリーダー、現地スタッフが一堂に会してエドモンド・ヒラリー・アルパイン・センターのシアターを貸し切っての創業50周年記念のセレモニーの開催、その後の夕食会と各コースのご参加者の交流もあって賑やかなひとときをお過ごしいただきました。
 翌日もアオラキ/マウントクックでは天候に恵まれ、各コースごとにフッカー谷やマクナリティー・ターンズへのハイキングへ出かけました。


写真1_晴天に恵まれハーミテージ・ホテルからフッカー谷とニュージーランド最高峰のマウントクックを望む

晴天に恵まれハーミテージ・ホテルからフッカー谷とニュージーランド最高峰のマウントクックを望む


写真2_創業50周年記念セレモニー開催 アルパインツアー創業50周年記念動画や3D映画(マウントクック・マジック)の上映

創業50周年記念セレモニー開催 アルパインツアー創業50周年記念動画や3D映画(マウントクック・マジック)の上映


写真3_創業50周年記念セレモニー開催 A~C3コースそれぞれの紹介、スタッフによるマオリソング(ポカレカレアナ)と演奏

創業50周年記念セレモニー開催 A~C3コースそれぞれの紹介、スタッフによるマオリソング(ポカレカレアナ)と演奏


写真4_ハーミテージ・ホテル前でA、B、C3コースの集合写真

ハーミテージ・ホテル前でA、B、C3コースの集合写真


写真5_3コース合同の夕食会での創業50周年記念ケーキ

3コース合同の夕食会での創業50周年記念ケーキ



Aコース ミルフォード・トラック完全踏破とマウントクック10日間



 今回Aコースには11名様からのご参加をいただきました。
 私がこれまでミルフォード・トラックは90回ほど歩いた中で今回は特別な旅となりました。世界各国からの参加者が集う人気のコースで今回はアメリカを始め、オーストラリア、ドイツ、カナダからの参加者と一緒に54kmを3泊4日で踏破しました。いろいろな国からのご参加者はそれぞれに言葉の違いがありますが最終日にはその壁を取り払ってしまう親近感と仲間意識が芽生えてくるのがこのコースの最大の特徴です。コースの初日、2日目とクリントン川に沿って深いブナの森を歩きます。そして3日目はマッキノン峠を越えて熱帯雨林にいるような苔生したシダの谷に下ります。最終日は終点のサンドフライポイントまでの21kmを苔やブナ、シダ、そして美しい滝を見ながら歩き通します。マッキノン峠は雪崩の危険があるため、今回は残念ながら歩いて登ることが出来ずヘリコプターで峠まで行く事になりました。いつもは歩いて登るコースを眼下に見ながらの飛行も貴重な経験となりました。トラックを歩き終えミルフォード・サウンドに到着した翌日はご褒美としてミルフォード・サウンド・クルーズもお楽しみいただきました。(ツアーリーダー:小暮一男)


写真7_緑美しいブナの森が続く中を歩く

緑美しいブナの森が続く中を歩く


写真8_ニュージーランド最高峰のマウントクックを背景にハーミテージ・ホテルの前で集合写真

ニュージーランド最高峰のマウントクックを背景にハーミテージ・ホテルの前で集合写真


写真9_ハーミテージ・ホテルでの3コース合同の夕食会(創業50周年記念ケーキ)

ハーミテージ・ホテルでの3コース合同の夕食会(創業50周年記念ケーキ)



Bコース ルートバーン・トラック完全踏破とマウントクック8日間



 2泊3日で完全踏破するルートバーン・トラックでは日本チーム16名(ご参加者14名とツアーリーダー2名)の他、ニュージーランドやオーストラリア、アメリカの方々など総勢39名のメンバーとルートバーン・トラックのガイド4名で小雨降るディバイド峠を出発しました。残念ながら2日間は雨模様となりましたが、水分を含んだ緑鮮やかな苔やシダ、しっとりとしたブナ林、増量した迫力ある滝をいくつも見ながら歩きました。今シーズンは残雪が多く、雪崩の危険がある箇所はヘリコプターを利用する嬉しい変更もありました。最終日となる3日目は青空となり初夏の爽やかな風を受けながら川沿い歩き、日本チーム 16名は全員が完歩することができました。アオラキ/マウントクックでは 2日間とも晴天に恵まれてサザンアルプスの山々や氷河の景観を楽しみ、マクナリティー・ターンズやレッド・ターンズ周辺のハイキングを満喫しました。
(ツアーリーダー:山田勝、照井恵)


写真10_ディバイド峠から雨の中をルートバーン・トラックへ出発

ディバイド峠から雨の中をルートバーン・トラックへ出発


写真11_水量の多いルートバーン滝をバッグに集合写真

水量の多いルートバーン滝をバッグに集合写真


写真12_晴天のプカキ湖からサザンアルプスを望む

晴天のプカキ湖からサザンアルプスを望む


写真13_レッド・ターンズから最高峰マウントクックを望む

レッド・ターンズから最高峰マウントクックを望む



Cコース ニュージーランド絶景ハイキング8日間



 ニュージーランド南島を代表する4つの日帰りハイキングのコースには学生時代の先輩後輩、長年来のご友人、長年連れ添ったご夫妻など総勢15名が参加され、笑いが絶えない楽しいツアーとなりました。
 テアナウ湖の桟橋が雪解けの増水のため水没していたため、トレッキング・シューズを脱いでミルフォード・トラックのスタート地点に上陸するハプニングで旅行が始まりましたが、翌日のミルフォード・サウンド・クルーズとキーサミット日帰りハイキングでは快晴に恵まれ、ダーラン山脈とホリフォード渓谷の大絶景を堪能することができました。ニュージーランド最高峰マウントクックも雲一つ無い勇姿で私たちのハーミテージ・ホテルへの到着を出迎えてくれました。最後にテカポ湖では現実離れした湖水の色とカラフルなルピナスの群生の景観とユネスコの夜空保護区にも指定された澄んだ星空を鑑賞して今回の旅を締めくくりました。(ツアーリーダー:土屋貞夫)


写真14_ミルフォード・トラックのトレイル・ヘッド、グレイドワーフにて

ミルフォード・トラックのトレイル・ヘッド、グレイドワーフにて


写真15_ルートバーン・トラックの山々を望みながらキーサミットへのハイキング

ルートバーン・トラックの山々を望みながらキーサミットへのハイキング


写真16_夕景のマウントクックを背景にハーミテージ・ホテルの前で集合写真

夕景のマウントクックを背景にハーミテージ・ホテルの前で集合写真


写真17_天文台が有名なマウントジョン頂上でテカポ湖とサザンアルプスを望む

天文台が有名なマウントジョン頂上でテカポ湖とサザンアルプスを望む


山田 勝 山田 勝

東京本社
出身地:東京本社