ドロミテの山容大自然の宝庫ギアナ高地

2018.10.22

SF冒険小説「失われた世界」の舞台として有名なギアナ高地は、“ここでしか見れない景色”が広がる数少ない場所だと思います。見渡す限りにテーブルマウンテン(テプイ)が点在しており、このコースでは、ギアナ高地の最高峰ロライマ山に滞在します。旅の後半は世界最大落差のエンゼルフォールも訪れるアドベンチャー感覚満載のおすすめ企画です。

ロライマ山をバックに「はいチーズ!」


いよいよロライマ山へ


ロライマ山にはヘリコプターでアプローチします。「プロペラの音が聞こえたら出発です!」と現地ガイドがアナウンスし、南米ならではのラフな雰囲気にわくわく感が高まります。ロライマ山までは20分程度のフライトです。機窓からの景色はまさに圧巻で、延々と続くグランサバナ(草原帯)の先にロライマ山がぐんぐんと迫ってきます。「うわー!すごい!何これ~」と参加者も大喜びです。

ヘリコプターから撮影したロライマ山


テーブルマウンテン(ロライマ山)に滞在


着陸後は滞在する岩屋へ移動します。テントは雨風を凌げるようにオーバーハングした岩下に張ります。地上とは隔絶されたテーブルマウンテンの上で過ごす夜はとても神秘的です。翌日からは周辺のハイキングへ行きます。岩の窪みに雨が貯まってできた天然のジャグジーや、水晶がゴロゴロと転がる谷、岸壁の展望台、地下都市を思わせるような天然洞窟など見所満載です。 

ロライマ山を背にグランサバナを歩く


ロライマ山からの下山は徒歩で


テーブルマウンテンには、登山道などないように見えますがあります。復路はそのトレイルを下山します。12日でヘリコプターから見下ろしたグランサバナを延々と歩きます。テーブルマウンテンを見上げる景色もまた素晴らしく、次々と移り変わる大自然の劇場をたっぷりと堪能します。 

ロライマ山ハイキング


世界最大落差の滝エンゼルフォール


下山後はいよいよエンゼルフォールへ。まずはセスナで上空から眺めます。陽気なパイロットがエンゼルフォール周辺をぐるぐるとサービス満点のフライトで案内してくれます。この日はカナイマというリゾートに宿泊し、翌日はボートでエンゼルフォール直下へ川を遡ります。宿泊地は川の中洲で、寝所はなんと“ハンモック”です「どうやって寝るの?以外に寝やすい!」と、とても楽しまれていました。翌日はこの旅のクライマックスを迎えます。1時間30分ほどジャングルを歩き、エンゼルフォール直下を訪れます。エンゼルフォールは落差が大きすぎるため、下部は霧になっています。ギアナ高地は“今までに体験したことがない旅”ができるMY BEST AREAです。


エンゼルフォールが見えてきた!

寺井 信之寺井 信之

東京本社
出身地:東京都