ドロミテの山容マッターホルン・スキー

2019.07.25

憧れの海外スキーはツェルマットへ


夏のハイキングのイメージが強いスイスですが、年間を通して一番観光客が訪れる時期はスキーで賑わうウィンターシーズン。ヨーロッパを中心に世界中からスキーヤーが集まります。その中でも、マッターホルンの麓にあるツェルマット滞在は断トツの人気で、白く輝くマッターホルンや4000m級のアルプスにぐるりと囲まれた白銀の景色は、冬のツェルマットでしか見ることができません。どこを滑っていても、目の前にマッターホルン、振り返るとマッターホルン、景色の良さは抜群です!初めての海外スキーは、マッターホルンを眺めながら優雅に滑りましょう。

マッターホルンをバックに記念撮影


氷河上の大斜面コースを望む

ゴルナーグラートエリアで足慣らし


数あるヨーロッパのスキーリゾートの中でも、ツェルマットはバランスの取れたスキーリゾートで、初級向けから上級向けまでコースレイアウトが豊富です。初日は足慣らしにゴルナーグラートへ。夏は展望台として特にアジアからの観光客でごった返していますが、冬はここがスキーの出発地点。いそいそとスキー靴を履いて準備をしたら、マッターホルンを見ながら滑り出します。なだらかで広い斜面が続きますので、初日の滑走にぴったりです。広く開放的なバーンを滑れば、もう海外スキーのとりこです!

至福のマッターホルン・パノラマ・ランチ


マッターホルンを正面にスキー滑走

イタリア側へ国境超えスキーに挑戦


一週間滞在してもすべてのコースを滑りきることができないほど、大きな規模を誇るヨーロッパのスキーリゾートですが、特にツェルマットでは、スイスからイタリアへ国境超えスキーも楽しむことができます。毎年設備投資をして新しいリフトやゴンドラができるなど、年々進化するツェルマットですが、昨年から新しい3Sゴンドラが完成し、機動力が更にアップしました。ヨーロッパで一番高いクラインマッターホルン展望台(3883m)まで最新のゴンドラで上がれば、イタリア側へ続くロング滑走コース待っています。標高が高く氷河のあるエリアなので、雪質も抜群で、展望台から滑り出すベティ―ナコースは人気です。イタリア側から見るマッターホルンはごつごつとした岩っぽい形で、呼び名も“モンテチェルビーノ”に変わります。イタリア側のランチは絶品なので、デザートにティラミスやエスプレッソも頼んでイタリアの雰囲気を楽しみましょう!イタリアのチェルベニアやヴァルトルナンシュまでは、標高差が1,800m以上ありますので、一日がかりでツェルマットから滑り戻ってきます。日本ではここまでロング滑走を楽しむことはできないので、天気やコンディションが良ければ是非チャレンジしましょう。

どこまでも続くロングコース

スキーレンタルも充実


半数以上の人が日本からスキー板やブーツを持っていきますが、ツェルマットではスキーレンタルも充実しています。オフピステやパウダーが好きな人はファットスキーを試してみたり、気になる最新モデルの板をレンタルしてみたり、一週間借りっぱなしも、一日ごとに板を変えることも可能です。是非、お気軽に、海外スキーを楽しんでください。

河村 知香河村 知香

東京本社
出身地:東京都