2019.02.21
儚い姿で咲く高山植物、荒野にひととき現れる花園、春の訪れとともに山里に彩りを添える菜の花や、桜。毎年見る花、見慣れた花であっても、花と出会うとなぜか心が和み、癒やされます。花旅ハイキング倶楽部では「花との出会い」をキーワードに、花が多く見られる場所と時期にこだわって皆さまを世界の山へご案内します。
ジョージア最高峰のシハラ(5068m)山麓に広がる花畑
この春は、いずれも地中海性気候の穏やかな陽気に包まれた、キプロス、ポルトガル、南仏から花旅がスタートします。これらの場所では、3月から5月にかけて、暖められた大地から、シクラメン、スイセン、ラベンダー、アヤメ、チューリップなど私たちの生活の中でも馴染み深い花々が、野草として野を彩り、春の訪れを告げます。同時に光量を増しはじめた陽光が、里山の新緑、村々の白壁、海の青を鮮やかに浮かび上がらせ、この時期ならではの色鮮やかな景色が広がります。なかでも、南仏のコースでは、かつて印象派の名立たる画家たちがこぞって訪れたプロファンスやコート・ダジュールの美しい田園風景の中を歩く、とっておきのコースです。花々を愛でながら、ぜひ画家たちが愛した景色の中を歩くハイキングをお楽しみください。
サン・ヴィンセンテ岬に向かって「ロタ・ヴィンセンティナ」のトレイルを歩く(ポルトガル)
レステレス山塊に咲くラベンダー(南仏)
パフォスの海岸沿いに咲くクラウンデイジー(キプロス)
今年はこれらのコースに加え、韓国・済州島、アラスカ、スイス、ジョージア・コーカサス山脈、アメリカ・カスケード山脈、西オーストラリア、インドの各エリアで花旅をご案内します。いずれも、ハイキング中に野や山を彩る花々に出会うことができる、とっておきのコースです。「花や自然とのふれあいを大切にしたい」、「花好きな方たちと楽しく歩きたい」という皆さまのご参加をお待ちしております!
セントヘレンズ山麓に広がる花畑(アメリカ・カスケード山脈)
北島 聡之
東京本社
出身地:東京都