flag 秋の人気コースベスト5

2019.07.25

アルパインツアーの長い歴史の中で最も多くの人にご参加いただいた秋の期間(10月〜12月出発)の人気コースベスト5です。過去20年のデータより集計しています。



1位 エベレスト・カラパタール登頂トレッキング 20日間


 エベレスト街道を歩きカラパタールへ。ここは、トレッキングで訪れる場所の中でもっとも間近に世界最高峰エベレストをのぞむ展望ピークで、周囲に展開する巨峰群のパノラマはまさに圧巻です。街道沿いに住むシェルパの生活に触れながら、ゆっくりと時間をかけて高度に順応しながらのトレッキングです。世界中のトレッカーが集まるエベレスト街道。その中で、エベレストを間近に仰ぎ見る絶景の展望台がカラパタール(5,545m)です。ネパール語で「黒い岩」を意味する名の通り、氷河に囲まれた黒い岩の丘です。至近距離のエベレスト展望に加えてローツェ、ヌプツェ、プモリ、チャンツェ、リントレン、アマダブラム、カンテガなどの名峰、そして眼下にはクーンブ氷河と、360度の大展望を堪能できます。

写真1 カラパタール山頂からエベレスト(左)とヌプツェ(右)とアイスフォールを望む

カラパタール山頂からエベレスト(左)とヌプツェ(右)とアイスフォールを望む



2位 アシニボイン・ロッジとレイクルイズ 9日間


 秀峰Mt.アシニボインを目の前にのぞむアシニボイン・ロッジと、カナディアン・ロッキーの宝石として有名なレイクルイズに宿泊し、連日人気のハイキングコースへご案内します。絶好のロケーションと快適な滞在が人気のアシニボイン・ロッジは、世界中のハイカーの憧れです。秀峰M t .アシニボイン (3,618m)の周辺には様々なハイキングコースがあります。雄大な山々のパノラマ景色を望む人気のナブピークや様々な種類の高山植物が咲くワンダーパスの他に、青く澄み切った湖を巡るコースなど、変化に富んだ景観を楽しむことできます。6月中旬頃から高山植物が咲き始め、7月から8月には色とりどりの花々が咲き乱れます。そして秋は、黄葉に染まるカラマツ林が見事な景観を創り上げます。このエリアは、何度訪れても新たな発見や感動を与えてくれる、ぜひ一度はお出かけいただきたい、そんな特別な場所です。

写真2 連日Mt.アシニボインの眺めを楽しみながらの絶景ハイキングを楽しみます

連日Mt.アシニボインの眺めを楽しみながらの絶景ハイキングを楽しみます



3位 秋のカナディアン・ロッキー・満喫ハイキング 8日間


 9月になるとロッキーは天候も比較的安定し、ポプラやアスペン、カラマツが黄金色に彩られます。どこまでも続く雄大な山々と青く輝く氷河湖、そして黄葉のコントラクト風景は息を呑むほどの美しさです。連泊型の無理のない日程で、黄葉が美しい日帰りハイキングを厳選した秋の人気コースです。

写真3 Mt.ヤムナスカの山麓にて

Mt.ヤムナスカの山麓にて



4位 秋のイエローナイフ・オーロラ・ウォッチングとロッキー黄葉ハイキング 9日間


 イエローナイフ郊外に建つ専用ロッジに3連泊し、オーロラ観賞を楽しみます。周囲を大自然に囲まれたエノダ・ロッジはオーロラ観賞に最高のロケーション。日中はショートハイキングや無人島めぐりなど極北でのアドベンチャー体験もできます。極北の夜空に繰り広げられる神秘のオーロラは、両極の限られた緯度のみで観測できます。中でもイエローナイフは世界有数のオーロラ観測地として知られ、3泊した場合の観測成功率は95%といわれています。当ツアーでは、イエローナイフから約50キロ離れたグレートスレーブ湖畔に建つエノダロッジに3連泊します。ロッジの目の前は大きな湖のため視界を遮るものがなく、オーロラ観賞には抜群のロケーション。また周囲を大自然に囲まれ、ベリーを摘みながら黄葉ハイキングをしたり、ボートに乗って無人島めぐりをしたり、アドベンチャー体験も楽しむことができます。フレンドリーなスタッフに、美味しいお食事、ロッジ自慢の野外風呂など、エノダロッジでの滞在をご堪能ください。

写真4 エノダ・ロッジの上空に現れた神秘のオーロラ

エノダ・ロッジの上空に現れた神秘のオーロラ



5位 台湾最高峰 玉山(3,952m)登頂 5日間


 台湾五岳の代表格で、多くの台湾人にも登られる人気の台湾最高峰・玉山(3,952m)に、ご来光めざして登頂します。登山後には台中と台北にそれぞれ宿泊し、台湾観光と台湾グルメもたっぷり楽しめる魅力が満載のコースです。与那国島からわずか100kmあまりの西に浮かぶ台湾。熱帯・亜熱帯性の気候にあり、フォルモサ(ポルトガル語で美麗の島を意味する)と呼ぶに相応しい、美しく自然の豊富な島です。台湾は九州ほどの大きさの島国でありながら、標高3,000mを超える山々が200座以上もあり、日本に百名山があるように、台湾には百岳と呼ばれる山々があります。玉山は標高3,952m、台湾最高峰にして百岳の第一番目に数えられる名峰です。玉山は、古くは台湾原住民のツオウ族の言葉でパットンカン(八通関/石英を意味する)、19世紀半ばには西洋ではモリソン山と呼ばれていました。日本統治時代には富士山よりも標高が高いことから、新高山と名付けられたことはあまりに有名です。戦後、台湾政府は清の時代に使われた呼び名である玉山に山名を戻し、今日に至ります。玉山は玉山山脈の盟主として君臨し、主峰を中心として東西南北に稜線が伸びるダイナミックな山容をもつスケールの大きい山です、富士山よりも高いピークを1泊2日の登山で目指します。

写真5 台湾最高峰の玉山(3,952m)登頂を目指す

台湾最高峰の玉山(3,952m)登頂を目指す

小川 由樹 小川 由樹

東京本社
出身地:島根県