2019.09.26
おかげさまでアルパインツアーは創業50年、世界の山旅を手がけて半世紀となりました。
1965年、芳野満彦(アルパインツアー元会長)は渡部恒明さんと共に日本人で初めてマッターホルン北壁の登攀を成し遂げました。北壁の登攀は困難を極めましたが、アルプスの山麓では老若男女がハイキングを楽しんでおり、アルプスの山々の展望や楽しみ方を日本にも紹介したいとのことで1969年の夏にスイス・アルプス・ハイキングを実施したのが当社の始まりです。
それから50年となる、今年2019年の節目の年にスイス・アルプスを舞台に6月出発、創業50周年記念となる特別な山旅コースを企画して実施いたしました。A〜Dの4コースに総勢 45名の方々にご参加いただきました。
Aコース 憧れのシベリア鉄道全線走破とスイス・アルプス・ハイキング16日間
Bコース ツェルマットにゆっくり4連泊して滞在スイス・アルプス満喫ハイキング9日間
Cコース スイス・アルプス3大山群ベスト・ハイキング9日間
Dコース スイス・アルプス2大山群&モンブラン・ハイキング9日間
グリンデルワルトからポストバスで登り、標高1800mの山上となるブスアルプのレストランを貸し切って、当日は天候にも恵まれて、アイガーをはじめベルナーオーバーラント三山の絶景を望みながら、A〜Dの4コースの皆さまが一堂に会して賑やかにウエルカム・パーティーを開催しました。グリンデルワルト観光局の協力をいただき、局長のブルーノ・ハウズヴィルト氏にも会場にお越しいただき、お祝いのスピーチとスイス流の乾杯の音頭を行っていただきました。 ヨーデルやアルプフォルンの歌や演奏、ご参加者へのプレゼントと山上でのパーティーはおおいに盛り上がりました。
急遽かけつけた、アルパインツアーサービス社長の芹澤健一からのご挨拶
夕景のアイガー(3,970m)をバッグにご参加者、スタッフ、関係者との集合写真
ツェルマットではマッターホルン博物館を貸し切って、ツェルマット観光局主催の特別なレセプションが開催されました。局長のダニエル・ルッゲン氏からもプレゼント、お祝いと歓迎のスピーチをいただきました。マッターホルン博物館の見学を行った後は、チーズフォンデュやラクレットなどスイス郷土料理のディナーをお楽しみいただき、最後にマッターホルンを象った50周年のスペシャル・ケーキも登場いたしました。
貸し切りのマッターホルン博物館でのレセプション
マッターホルンを象った創業50周年記念スペシャル・ケーキ
モスクワへ到着、ウラジオストックから全長9,259kmのシベリア鉄道での壮大な旅
エッギスホルン展望台(2,926m)からの雄大なアレッチ氷河
グローセ・シャイデック(1,962m)周辺から望む、名峰アイガー
1965年に芳野満彦が初登頂したマッターホルン(4,478m)北壁をバッグに
C、Dコースのご参加者一緒にグリュンゼー周辺からマッターホルンを望む
眼下にサンモリッツの街と湖、正面にベルニナ山群の大パノラマ
アイガーグレッチャー駅周辺からのユングウラウ(右/4,158m)の展望
荒々しい岩峰のシャモニ針峰群を仰ぎ見ながらの中腹ハイキング
山田 勝
東京本社
出身地:千葉県