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昨年中は格別なご高配をたまわり、厚く御礼申し上げます。
また多くの皆さまに弊社ツアーにご参加いただき、まことにありがとうございました。
おかげさまをもちまして私どもは、登山・トレッキングの専門旅行会社として創業５０年目を迎えることができました。
長年にわたる温かいご支援とご厚意に深く感謝申し上げます。

世界の山旅を手掛けて半世紀

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1969年夏のヨーロッパ・アルプス・ハイキングから今日まで、これまでアルパインツアーを支えてくださった多くのお客様に長年のご愛好とご支援に深く感謝申し上げるとともに、半世紀にもおよぶ伝統の重みと誇りをひしひしと感じております。
心より御礼申し上げます。
登山、トレッキング、自然観察における専門分野での実績と経験を積み重ねてきた私たちは、今かつてないほどの喜びに満ち、その充実感とともに新たに湧き上がる情熱を胸に秘め、この一年を邁進していく所存です。

東京本社移転

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このたび、東京本社は昨年末の12月25日（火）より、事業拡張に伴い本社オフィスを移転しました。
新オフィスは、木の温もりや山の写真に囲まれたデザインとレイアウトがふんだんに施されています。
お客様をお迎えする４階の接客カウンターは、長さ４mを超える天然杉から造られたものですが、この大杉の無垢の天板はつい先日、山形県東村山郡畑谷村の丸三製材所（吉田隆宏社長、もとアルパインツアー勤務）から運び込まれ、大型クレーンで４階に吊り上げて無事に搬入しました。
その美しく細かな年輪幅を数えてみると500年は遙かに超えるものと言われ、遡ること戦国時代以前から畑谷村を守り続けてきた村の高台にある三嶋明神の御神木が、１０年ほど前に倒壊の恐れがあることから切り倒されたものを、吉田社長のお父様の吉田良治様（丸三製材所会長）が大切に保存されていたものでした。
１０月に畑谷村を訪れた際、この御神木に一目ぼれした私は、本社の新オフィスに譲っていただけるものかとお尋ねしたところ、「木はその土地の気候風土や環境によって長い間育まれてきたものですが、製材置き場にこうして眠っているよりは、多くの人の目に触れ、さわってもらい、活用していただくことで、思い出が詰まった巨木は生まれ変わることが出来るのです。どうか大切にお使いください。」と、温かいお言葉を頂戴しました。
社歴の１０倍も生きてきた畑谷村の御神木は、圧倒的な存在感と美しさを兼ね備え、お客様をお迎えする本社の接客カウンターとして生まれ変わります。
そして、アルパインツアーとの新たな歩みが始まるのです。
また、接客カウンターの背面には『チベット高原からのヒマラヤ山脈の大パノラマ』、３階の説明会場外壁には『雲海から聳える夕陽に輝くモンブラン』のモノクロの巨大写真を装飾しましたが、この写真は社員の鈴木謙介（東京本社営業部・山フォト倶楽部責任者）が撮影したもので、新オフィスの門出にふさわしい素晴らしい写真をお客様にご覧になっていただけることは心からの喜びであります。
ぜひ、新オフィスにお越しの際にご覧ください。

新カタログ続々登場／創業50周年特別企画

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皆さまには３月の春先以降〜１０月の秋までのヨーロッパからカナダ、世界各国すべてのコースが集約された新しい各種カタログをお届けいたします。
また、１月から１２月までの一年間、「創業50周年特別企画」と題したコースを実施してまいりますので、どうぞご期待ください。
皆さまが胸に抱かれている未知の山や大自然への憧れ、旅への情熱、夢やロマンを実現していただけるよう、そして、参加者の皆さまが心ゆくまでお楽しみいただけるよう、企画立案段階から安心・安全のツアー運行を徹底してまいります。
本年もより一層のご支援をたまわりますよう、また皆さまのこの一年のご健康とご活躍を祈念しまして、新年の挨拶といたします。