2018.09.27
ガラパゴス諸島、マダガスカルなど・・世界中には生き物好きが憧れる場所がいくつもありますが、私のおすすめは日本からも行きやすい、東南アジアのマレーシア・ボルネオ島です。
ボルネオ島は日本のほぼ2倍の面積を持つ、世界で3番目に大きな島です。島の東側に広がる森林にはオランウータンやアジアゾウなど大型哺乳類も生息しており、日本では見られないような色鮮やかな野鳥や、ボルネオ島だけで見ることができる特産の野鳥も多く見られます。
キナバル公園
東南アジア最高峰のキナバル山の山麓にあるのが、キナバル公園です。標高1600メートルの高さにあるため、東南アジア特有の蒸し暑さからも解放されて、快適な滞在を楽しめます。そして、ここは世界でもボルネオでしか見ることができない固有種の良い観察地でもあります。
天気の良い日には、東南アジア最高峰のキナバル山の山頂も望めます。
世界でもボルネオの山地でしか出会うことができない、珍しいキンガオサンショウクイ
東海岸の森林地帯
ボルネオの玄関口コタキナバルは西海岸にありますが、島の反対側である東海岸には低地熱帯林、いわゆるジャングルが広がります。アジアゾウやオランウータンもここで暮らしていますが、サイチョウの仲間のような東南アジアを象徴する野鳥も多く見られる場所です。
ボルネオの森林で出会う機会の多いキタカササギサイチョウ
サンダカン郊外のキナバタンガン川沿いでは、ボートからの野生生物観察がさかんです。
リバークルーズでは、写真のコウハシショウビンなどカワセミの仲間も現れます。
田仲 謙介
ネイチャリング事業部
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